ひっきぃのメモ帳

趣味で作るプラモデル製作の過程と作品、日々の資格取得へ向けての活動、Apple中心のIT関連ネタを書いています。

WiFi版iPadから使えるテザリング環境を作ろう

愛用のiPad2WiFiモデルです。
それほどWiFi環境が無い場所で使うこともないと思ってましたし、実際そんなにWiFi環境無い場所で使う場面にも出会っていません。


でも、時々WiFi無い環境でネットワークを使いたい時があるのも事実。


ということで、テザリング環境を構築してみます。


もっとも、iPhone5auテザリング対応し、SoftBankも今後対応予定ということでありますが、今年は買い換える予定は無いので、こちらは様子見。auSoftBankでどっちのテザリングが使い勝手が良いかも乗り換えるタイミングのあと1年間考える予定。


ではどうするか。実はiPhone5発表前から動いてました。


SIMフリーの安いandroid端末+安いSIMカードで、最低限のテザリング環境を作ろうというのが今回の趣旨。


安い端末といっても、入手が簡単でなければ手に入れられません。
ということで、今回選んだのはこれ。Amazonマーケットプレイスで買うことができます。

IDEOS U8150 ( IDEOS BM - SWU300 同級品 ) スマートフォーン

IDEOS U8150 ( IDEOS BM - SWU300 同級品 ) スマートフォーン

私が購入したときは 7900円+送料500円で買えました。
値段はショップによっていろいろです。


SIMフリー端末なので、別途SIMを手に入れればテザリング端末として使えるはずです。


次はSIMです。上記の端末に入るのは標準のSIMのようです。
最近はいくつか安価なSIMが出てきているので、いくつか比較検討してみました。

DTI ServersMan SIM 3G 100 イオン b-mobile プランXA BB.excite 0Mコース IIJmio ミニマムスタート128プラン
初期費用 3,150円 3,150円 4,410円 3,150円
月額 490円 980円 787円 945円
通信速度 100kbps 100kbps 128kbps 128kbps
SIM形状 標準のみ 標準/マイクロ選択 標準/マイクロ選択 標準/マイクロ選択
LTE対応 無し 有り 有り 有り
帯域制限解除 100MB/263円
500MB/1,315円
1GB/2,630円
100MB/525円 100MB/525円
200MB/945円
100MB/525円
  • いずれもdocomo回線を利用するサービスなので、エリアに違いは無い。
  • 追加料金を支払うことで、帯域制限を一時的に(容量で)解除できる。
  • 価格的には、DTI ServersMan SIM がベストです。
  • 追加料金無しで使い放題では、通信速度が 100kbpsのタイプと 128kbps のタイプの2種類です。
  • 100kbsでよければ、 DTI ServersMan SIM が、128kbps 必要であれば BB.excite 。
  • LTE対応やマイクロSIM が必要な場合は、DTI ServersMan SIM は選べない。


今回選んだ端末はLTE端末ではないし標準SIMなので、価格的にはDTI ServersMan SIMですが、今回は追加料金無しの通信速度を重視して BB.excite を選択しました。
でもよく考えたら、DTI ServersMan SIMにしておいて、毎月追加料金で100MB分帯域制限解除しても、月額がBB.excite より低い。今回の用途で考えたらDTI ServersMan SIMがベストだったのかも。


端末


台湾から直送されてきましたが、中身は日本語にローカライズされていました。
画面表示等は日本語で出ています。


iPhoneみたいに、下に丸いボタンが付いています。
どうやらこれは決定ボタンのようです。丸ボタンの周りがカーソルキーになってて、選択状態を移動できます。
iPhoneの丸ボタンは戻るを意味しますので、まるっきり逆の意味になってて戸惑います。



SIMは裏の電池の下に差し込みます。


さすがに安い端末だけあって、動作速度はおっそいです。
Android端末として実用的かというと、厳しいですね。
ここはテザリング専用機として割り切りましょう。





いざという時に日本語は入力できるように simeji を入れておきました。


テザリングの設定

端末とSIMを別々に入手していますので、設定は自分で入力しなければなりません。
この設定の仕方がよくわからずに、ちょっと悩みました。

設定画面から「ワイヤレスとネットワークの設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」と選択すると、APNというタイトルの何も無い画面にたどり着きます。

この何も無い画面で、設定ボタンを押すと「新しいAPN」というメニューが出ます。
 これがわからずに、ちょっと悩みました。
ここに、購入時に案内された内容を設定します。

通信速度測定

まずは端末から。
Speedtest.net というアプリを使って速度を測ってみました。
接続するサイトはTokyoに設定。

PING DOWNLOAD UPLOAD
339ms 173kbps 164kbps

なぜだ。128kb超えてる。圧縮転送して、実効速度でも出しているのでしょうか。



テザリングの設定をして、iPadから接続してみます。
同じ Speedtest.net の iPhone版からも測定してみます。

PING DOWNLOAD UPLOAD
272ms 162kbps 133kbps

同じく128kbpsを超えています。

体感的には、かなり遅い感じです。でも、メールみたいなデータが大きく無いものであれば、十分実用に耐えられます。
ネットワークを使ったソーシャルゲームにも十分でしょう。
さすがにアプリのダウンロードはきびしいです。


auにしてもSoftBankにしても iPhone5テザリングできるということなので、それまでのつなぎですね。
今のiPhone4Sの割賦残金が36000円、LTE圏外なのにLTE分のプランで月+1000円と考えると、機種変で今iPhone5にしてテザリングするよりも費用的には得だと思ってます。