ひっきぃのメモ帳

趣味で作るプラモデル製作の過程と作品、日々の資格取得へ向けての活動、Apple中心のIT関連ネタを書いています。

iProxyで疑似テザリング(デベロッパー向け)

私のiPadwifi専用。
自宅ではこれで問題ないし、出張でホテルに泊まればポータブルの無線LANルータ経由で有線LANに接続すれば良い。移動中にネットに繋ぎたいときだけ不便ですね。


ちょっと前から使えていたのは「iProxy」これはプロジェクトが公開されていて自分でビルドして実機に転送する必要があります。デベロッパーでなければ実現できません。HTTPプロキシに対応しているので、iPadからでもSafariが使えます。


ビルドから実機転送のやり方は別サイトの解説に譲ります。
こことか http://macnumbers.tumblr.com/post/349883742/iproxy-setup


しかし使い始めるにはadhoc接続の起点が必要なんですな。
iPhone+iPadだけで接続できないものだろうか。
要は同一ネットワークに繋がっていればなんとかなりそうです。
ポータブルの無線LANルータを持ち歩いているのでこれを使えばできそうな感じ。
ホテルでも使っているこれ。

この無線LANルータ。USBからの給電が必要です。
そこで使うのがこれ。iPhoneの外部予備電源として持ち歩いているのでここから給電しましょう。


設定のポイント

  • Internet側を使わなければルータモードになるので、wifiルータがDHCPサーバになる。
    • 少し時間がかかります。
  • プロキシに使いたいiPhone をこのルータに一度接続してIPアドレスを取得。デフォルトでは 192.168.111.xxx。
  • しかし、デフォルトゲートウェイが192.168.111.1とか設定されていると通信できないので、静的に設定しなおす。
    • IPアドレスは192.168.111.xxxのどれか。ネットマスク255.255.255.0。他は不要。

クライアント(iPad)の設定


これで列車で長距離移動中でもちょっとiPadからwebブラウズしたいなと思った時にできますね。


なお、iProxyの問題なのか、iPadの問題なのか、SOCKSプロキシでは接続できません。
最近話題になっていたPayUpPunk(AppStoreからは消されたようですが)でもiPadからは接続できませんでした。


この一式でiPadからiPhoneの3G回線経由でwebブラウザ可能です。


実行する場合は自己責任でお願いします。
使いすぎると帯域制限も受けてしまいますしね。